失敗しない工事選びのポイント

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工事の内容を把握する

工事の種類と特徴は細かく分類

工事の種類が細かく分類されているのは、その種類の業種を行う上で、それに合致した許可を求める必要があるということです。例えば、木製のものを自分で加工してこれを建造物とする、また工作物をつくる等を生業とする場合には大工工事業の許可が必要です。この大工工事業の許可を受けた工事業者が、許可を受けた工事以上のことをするとなれば、それは許可を超えた工事を行ったということになります。それがとても器用で上手な場合だったとしても現時点で許可を受けていない工事を請けるとなれば、これは無許可工事ということになってしまうのです。
ここでよく判断ミスしやすいのが、土木一式工事や建築一式工事です。これらは一式とあるため、土木のすべてや建築のすべてと勘違いしてしまいますが、そうではないことに注意するべきです。

許可の範囲を超えることは許されない

許可にない工事をすること以外に、許可の範囲を超える工事をするということも許されないということは把握しておく必要があります。例えば建築一式工事の場合には、建築工事業の許可が必要になります。この建築一式工事とは、建築確認を必要とする新築や増改築の工事のことです。あくまでも新築や増改築です。例えばこの増改築の際に必要だからとして、とび・土木工事業の許可も持たずに500万円を超える足場工事を請け負うということは許されないということです。増改築の工事に必要だから、その延長だからという言い訳は通用しません。許可を受けているということは、そうした順法意識を持っているということの姿勢の表れでもあるのです。拡大解釈をして勝手に許可の範囲を超える工事を請け負うことは法律の定めるところではありません。